第一章 ■接触■
遡ること7年前、今は無き六本木のVIVIANというハコで初のDJ。ブンブンというワープハウスのパーティーのクリスマス企画で出さしてもらうが、全くワープする気の見られないハードテクノだらけでプレイ。記念すべき1曲目はドンテイクモアであった。1時間に満たない短いプレイ時間であったが、初めての人前でのプレイ&緊張で手が震え放題で1時間以上の時間を体感。ほっとしたところで声をかけてくれたのがDJ TAKAMI。「かっこよかったよ!ReBOOTってパーティーでDJしてるんだよねー。今度遊びにおいでよー」と嬉しい言葉を頂く。(※1)
これが全ての始まりだった。
第二章 ■始動■
しかし、当時は千葉の実家住まい。そんなに遊ぶこともなく月日は流れていった。しかし、インターネットを通じてちょくちょくやりとりをしたななかで、突然のTAKAMIからの一言。
「今度パーティーを始めるからDJをしてほしい」
断る理由は見当たらない。
そして右も左もわからず、単発としてsound at 宙にてDJ。ここで現ヘルスケメンバーのArai Kaworuと初の接触。革のパンツを履きこなした、今で言うNANAの中島美嘉サイドのコワモテ風貌に完全にビビったが、話してみると素敵な兄貴だった。(※2)
(この日以外にも単発soundとして自分は出ていないが、移転前のvrasでも開催)
コレをふまえて TAKAMIに集められた自分、AraiKaworu、そしてTANJIの4人が渋谷トランスカフェに集合。思えば丹治と最初に会ったのがこの場所。この中では4つ上の最年長ということで、なれない敬語を駆使して丁寧な挨拶をさせていただいたのが懐かしい(※3)。
毎月第三木曜日、青山LOOPにてレギュラーパーティー Soundとしてスタート。
第三章 ■経過■
今となっては珍しい毎月パーティー、なかなか厳しいものであった。レギュラーでDJをやらせてもらっていたが、オーガナイズ等はタカミが全てを仕切っていたのでかなりの負担を強いられていたであろう。さほど集客力もない自分を使ってもらい感謝の気持ちはあったが、当時はクラブ遊びをする友達もあまりいなく厳しい状況は続いた。
しかし、そんなことを忘れさせてくれるが如く他のDJ陣の踏ん張り、途中からDJ NOAも加えられパーティーは続く。毎回、家に引きこもっていた自分がこれまで感じたことの無かった楽しみ・刺激に満ち溢れていた。
soundのおかげもあり、他のところでもDJをするようになり少しづつ音楽を通した知り合いが増えていく。
第四章 ■幕引■
しかし、楽しみとはそう簡単に長く続くものではなかった。自分の中でもレギュラーでDJが出来るという部分に甘えていたのだろう。そんな考えがある以上、パーティー自体にもマンネリ感が出てしまったのか、ミーティングにてTAKAMIから「このまま続けてもしょうがないよね。」の一言。
反論する余地、そして反論しようとするモチベーションすらなかったのか無言の時間が流れる。
そして、2000年12月14日。1年半続いたSoundは終了するのであった、、、、
第五章 ■再会■
その後それぞれの音楽活動等をしつつ年月は経過。
2003年春、レギュラーDJ陣は再会し(※4)年一度初心に帰るパーティーとして再始動するのであった!!!
で、今年もやってきました!
つうか、なげえ!ここまで書くので1時間半!他にすることあるだろ!
いや、無いからこんな余裕があるのかも、、、
11/2(WED)祝前日
Sound
VENUE;ROCKWEST
START;23:00
ADMISSION;2,500yen/1D, 2,000yen/1D withFlyer
and GIFT(50LIMITED)!!!
DJ;Takami(MOONAGE RECORDINGS/RE-BOOT)
AkiraIshihara(reelmusiq/KIDDAZ FM)
KaoruArai
Tanji
TOSHI(YENTEK)
VJ;TON2(映像家族 春眠)
Live;Helter-sklter Stepper
(Takami+AkiraIshihara+KaoruArai)
Akira Ishihara
ライブもDJもヘルスケもなんでもやりますよ!
当時を知ってる人、そうでない方も是非遊びに来てください!
Soundとして締めたあとはベルリンより帰国中の DJ LYOMAのアフターアワーズ!
終わりが見えないよ?。怖いよ?。
というわけで、文化の日は、大きな規模ではありませんがテクノ・クラブという文化を楽しみに来てください!まあ、文化ってほどの大げさなもんじゃないですがー。
ヨロシク!
と、その前の月曜日の夜にもロックウエストでハロウィンパーティー。
平日ですがお時間ある方はこちらもゼヒ。
注釈コーナー
※1:後日この話をすると「あ、デイブエンジェルかけてたから」とあっさり。
※2:最近は酔ってると会話にならないし、酔って無くても話が長いのできついです。
※3:今は会話の半分が命令口調です。時の流れって怖いですね。
※4:友達づきあいは続いてたので実際は毎週のように会ってました。フィクション。